会社の定款とは

「会社を設立しよう」と思ったとき、まずしなければいけないことの一つに「会社の定款作成」があります。

そうはいっってもあまり聞きなれない言葉なので「そもそも定款ってなに?」という方も多いのではないかと思います。

定款とは会社の組織・運営に関する根本規定です。
つまり、定款にはその会社の基本的なルールが書いています。

例えば、会社の名前、本店の住所、会社の目的、決算期のような会社の規模に関係なく重要な事柄から、株主総会の召集方法、役員の人数、剰余金の配当方法、のようなある会社にとってはどうでもいいような事柄までいろいろ決めることができます。

会社は会社法に従って運営されないといけませんが、細かい点については自らで定めた定款の規定に則って運営されます。そのため、会社を設立するにあたり、その会社にとって使い勝手のよい定款を作る必要があります。

こう書くとけっこう面倒な作業のように思うかもしれませんが「将来的に上場の目指す!」というような将来的に大会社にする予定でなければ定款を作成するにあたって検討すべき事項はだいたい決まっています。

定款に必ず記載しないといけない事項は次の5つです。(絶対的記載事項)
会社設立をする場合はまず以下の事項を決めていただくことになります。
①会社名
②会社の目的
③本店の所在地
④出資金
⑤発起人の氏名と住所
⑥発行可能株式総数

また、記載しておかないと効力が生じない事項は以下のものです。(相対的記載事項)
・現物出資
・取締役会・監査役等の設置
・株券の発行
・株式の譲渡制限
・相続人等に対する株式の売却請求
・取締役選任についての累積投票の排除
・取締役及び監査役の任期を10年以内に伸ばすこと

また、定款に記載しなくても株主総会等で決めることができる、が、あえて定款で定めることができる事項は以下のものです(任意的記載事項)
・株券の不発行
・定時株主総会の開催時期
・議決権の代理行使
・取締役・監査役の員数
・事業年度の定め
・配当金支払義務の除斥期間

以上の点をふまえて定款を作成していきますが、小規模の会社の場合には検討事項は限られています。
絶対的記載事項は必ず必要ですが、それ以外で盛り込んでおくことが多い事項は「役員の任期」や「株式の譲渡制限」です。

もちろん、その他の事項も状況に応じ検討が必要な場合がありますので設立準備はお早めにお勧めください。

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