会社設立の注意点 ①商号

①商号
商号とは会社名のことですが、すでの前々から起業を考えていた方はいろいろと構想が練っているので当事務所にご依頼される段階では会社名も決まっていることが多いですが、個人事業から法人成りされる方などは意外と会社名が決まっていないことがあります。
会社名は人間が生まれたときにつける名前のようにこれから何千・何万回も使われるものなので適当に決めるわけにはいかないですが、考えれば考えるほどなかなか決まらないものだと思います。「よしこれにしよう!」と思えるようなしっくりくる名前にたどり着くまでけっこう時間がかかるものです。
私も会社設立手続のご依頼者さんから「何がいいでしょうか」と相談されたことがありますが、さすがに「では株式会社○○にしましょう!」などと適当に言うわけにはいかないのでいい会社名が思いつくきっかけになるようなご提案をすることはあります。例えば「どんな事業をしているのかイメージが沸いてなおかつ覚えてもらいやすいシンプルな会社名とかいいですよ」や「インパクトある社名の方がいいですか?最近だとこんな名前の会社とかもありますよ」とか「発音しやすい名前のほうがいいと思います」とか「あから始まる名前だと何かの名簿とかに社名が載る際上の方に出やすいですよ」など。あと会社のホームページを作るなら、会社名のドメインが取得できるか確認しておいた方がよいでしょう。

会社法には商号についていくつかルールがありますので以下ご参考ください。

①会社の商号の前か後に株式会社、合同会社の文字をつけなくてはいけません。
株式会社○○か○○株式会社か、という話です。
発音したときにどちらが語呂がいいかで決めるのがよいでしょう。

②ローマ字や符号も会社名に使える
商号の登記に使える符号には次のものがあります。
 ・ローマ字(大文字及び小文字)
 ・アラビヤ数字
 ・「&」、「’」、「,」、「-」、「.」、「・」

ちなみに日本文字ローマ字の組み合わせも自由です。また数字だけの商号も問題ありません。

③商号に使えない文字がある
「支店」、「支社」、「出張所」など会社の一部門を示すような文字を付けることはできません。
なお、会社の商号には公序良俗に反する商号は使えませんのでご注意を。(わいせつな文言とかです)
また、単語の間を区切るためのスペース(空白)は商号がローマ字の場合のみ使用が限られています。そのため漢字・ひらがな・カタカナの商号の場合にはスペース(空白)を用いることはできません。

④同じエリアで同じ商号の会社は設立できる
同じ住所で同じ商号でない限り大丈夫です。ただ、誰でも知ってるような有名大企業の商号はNGです。不正競争防止法などの法律に抵触する可能性があります。
また、業種と商号が同じ会社が近くにあれば、トラブルになるかもしれませんので設立時に念のため商号の調査をしておきましょう。

当事務所では会社名を決める際にお悩みのご依頼者様のために簡単ではありますが会社名リストをご用意しています。もし「会社設立するけどまだ商号を決めていない」場合は、会社設立手続とご一緒に会社名についてもご相談ください。

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